黒部ダムは「日本一高い場所にあるダム」です。
関西電力が、戦後の関西地域の電力不足を解消するために、不屈の精神のもと黒部ダムを完成させています。
黒部ダムを建設する際には、171名の殉職者も出すほど、工事は難しいものでした。
2024年度の立山黒部アルペンルート前線開通日は4月15日(月)です。
ここでは、黒部ダムGW2025年駐車場の混雑状況や行き方、アクセス、料金についてもみていきます。
それでは、いってみましょう!
黒部ダムGW2025:駐車場の混雑は?
黒部ダム、GW駐車場の混雑が気になる方もいるのではないでしょうか?
結論から言いますと、黒部ダム駐車場は混雑しています。
さらに言うと、予約して行っても、混んでいます。
忍耐勝負です。
ドッシリ構えて行くことを、オススメします。
黒部ダムに行くには、2か所の駐車場を使うことになります。
それが、「長野県側から入るパターン」と「富山県側から入るパターン」です。
- 長野県側からは、扇沢駅の駐車場
- 富山県側からは、立山駅の駐車場
このどちらかの駐車場を、必ず使用する必要が出てきます。
立山黒部アルペンルートのホームページでは、具体的な駐車場についての案内があります、こちらもあわせてご確認ください。
それでは「扇沢駅」と「立山駅」の駐車場の混雑を、過去のGWの混雑状況から見ていきます。
過去の2023年の扇沢駅の駐車場の混雑状況
さて過去の2023年の混雑状況ですが、扇沢駅の駐車場は、朝の7時頃には満車です。
これから考えていくと、
- 早朝に着くか
- 前日入りするか
といったことになるため、早く駐車場についている必要がありますね。
GWにかねてから行ってみたいと思っていたアルペンルートに家族で行ってきました。長野大町から入って室堂の雪の大谷までの往復ルートです。以下備忘録兼ねて記録です。
— tane (@aki_tane) May 6, 2023
6:00に大町温泉の宿発、6:30 扇沢駅着。既にかなりの車がいて7時頃には近くの駐車場は満車になっていたようです。写真は扇沢駅 pic.twitter.com/VscVks4UmK
GWでは、前日入りすることも難しくはないと思うので、前日から余裕を持って来るのが良さそうですね。
しかし、前日に入らないと駐車場に入れないなんて、驚きです。
かなり気合を入れた予定を組まないと、黒部ダムに行くのは大変です。
過去の2023年の立山駅の駐車場の混雑状況
過去の2023年の混雑状況ですが、立山駅の駐車場は、朝の5時半頃には満車。
ただ、臨時駐車場が開放されているので、駐車できないことはなさそう。
立山駅も扇沢駅と同様に、早朝には満車となり、臨時駐車場がどんどんと埋まっていくことが予想できます。
立山所感(GW 晴れ) その1
— だおつこ (@taiotsukou) May 4, 2023
今回は立山側から。
朝5時半の時点で千寿ヶ原の駐車場は満杯。でも近くに臨時の駐車場たくさんあるので、停められないことはない。
朝5時半には満車という情報があるため、前日入りすることが余裕を持った旅行となりそうです。
駐車場は、各所に点在していますが、100mほど歩くところもあれば、800mと遠いところもあります。
早めについて近い駐車場をとめられると、すぐに立山駅に行けますね。
黒部ダムGW2025:行き方、アクセス、料金についても!
それでは黒部ダムの行き方、アクセス、料金についてもみていきましょう。
黒部ダムに行くには「長野県側から」と「富山県側から」の2パターンあると、さきほどでも触れました。
よく聞く、立山黒部アルペンルートと言われるところですね。
結論から言うと立山黒部アルペンルートWEBきっぷご利用が便利です。こちらのリンクからどうぞ
それぞれについて詳しく押さえていこうと思います。
長野県側からの行き方、アクセス、料金について
まず、長野県側からのパターンを見ていきます。
長野県側から黒部ダムへの行き方としては、まず扇沢駅に行きます。
扇沢駅では、関電トンネルを通る電気バスにのり、黒部ダムにアクセスします。
電気バスの料金は、大人1800円(往復3200円)、小人900円(往復1600円)
電気バスに乗っている所要時間は、「約16分ほど」です。
しかし、ここで電気バスに乗るのも時間がかかるよう、電気バスのチケットを取るだけでも2時間かかるそうです。
圧巻の黒部ダム。
— Lino@区分1+取らぬ狸の戸建2棟🤣 (@jymOWeySF7NLo4s) May 5, 2022
扇沢駅からの電気バスのチケットはWeb予約必須だと学んだ。
(2時間待ちになった🙄)
雄大な景色。
夫氏、運転ありがとう。
私のツアーに付き合ってくれた家族よ、ありがとう。
以上がGWの思い出遺産✨ pic.twitter.com/ko5s4Zol39
2時間もかかるため、ここでも混雑している様子がわかりますね。
予約は、必須ですね。
ぜひ、事前にチケットをweb手配しておくことをオススメします。
富山県側からの行き方、アクセス、料金について
次に、富山県側からのパターンを見ていきます。
富山県側から黒部ダムへの行き方としては、まず立山駅に行きます。
立山駅からは、5つの乗り物「立山ケーブルカー」「高原バス」「立山トンネルトロリーバス」「立山ロープウェイ」「黒部ケーブルカー」を乗り継いで、黒部湖へ出て黒部ダムにアクセスします。
- 立山ケーブルカー 大人1090円(往復1980円)、小人550円(往復990円)7分ほど
- 高原バス 大人3000円(往復5400円)、小人1500円(往復2700円)50分ほど
- 立山トンネルトロリーバス 大人2200円(往復3960円)、小人1100円(往復1980円)10分ほど
- 立山ロープウェイ 大人1700円(往復3060円)、小人850円(往復1530円)7分ほど
- 黒部ケーブルカー 大人1150円(往復2080円)、小人580円(往復1040円)5分ほど
5つの乗り物から、立山駅ー黒部ダムの片道料金は「大人9140円」「小人4580円」かかり、乗り物に乗っている時間は「約1時間19分」となります。
もちろん、乗り物を乗り継ぐ間の時間は考慮していないので、さらに時間はかかります。
往復で計算すると、立山駅ー黒部ダムの往復料金は「大人16480円」「小人8240円」となります。
乗り物に乗っている往復の時間は「約2時間38分」となり、さらに、乗り継ぐ時間も加わります。
このことから、黒部ダムへの行き方には、長野県側からアクセスするほうが、電気バス1本でいけますね。
また時間をかけて、他のエリアも見つつであれば、富山県側から入ると、たくさんの乗り物と景色を見ることができそうです。
まとめ
- 黒部ダムに行く際、駐車場は混んでいる
- 扇沢駅と立山駅の駐車場は、朝には満車
- 混雑を避けるには、前日入りが無難
- しかし、他の乗り物でも待ち時間は出そう
- 黒部ダムに行くには、長野県側から入る方が、電気バス1本ですむ
今回は、黒部ダムのGW駐車場の混雑についてみていきました。
黒部ダムへの行き方には「長野県側」「富山県側」からの2パターンアクセスがあり、ダンゼン長野県側から入る方が近いですね。
ただ、他のエリアも観光する場合はどちらから入って行っても、大差はなさそうです。
扇沢駅から立山駅まで通るだけでも、乗り物料金は「10940円」かかります。
このことから混雑することに加えて、時間と資金にゆとりを持った日程を組むのが、楽しむコツになりそうです。
待ちの時間もGWのイベントととらえると、イライラも減るかもしれませんね。
この記事でステキなGWになれば、コレ幸いです。